重要書類袋(もしも袋)

普段滅多に使わない書類はどこにしまっていますか?タンスの奥ですか?重要書類のファイルを作っていますか?おすすめは、重要書類だけを入れる大き目の袋を用意しておくことです。

重要書類袋を作るメリット

すぐに持ち出せる

重要書類を一箇所にまとめる。と言って、タンスの中にスペースを作ったり、専用の引き出しを作ってそこに保管した場合、地震や火事といった災害の時に持ち出すのは大変です。一つの袋にまとまっていれば、持ち出しは簡単です。

管理が簡単

重要な書類だからといって丁寧にファイリングしても、いつも見るものではないので、あまり意味はありません。この中に入れる書類は、いざという時、もしもという時にはすべて必要なものですから、分類などせずまとめて入れておくだけで十分です。

メンテナンスができる

定期的に送られてくる書類。例えば、保険証券や固定資産税の納税通知書などは、前回分は必要なくなります。かといって保管しておきたい場合には、最新のものだけを重要書類袋に入れておいて、古いものは別に保管しておけば、同じ書類から最新のものを探す必要もなくなり最新のものはすぐに探し出すことができます。

重要書類袋を作った際の注意点

保管場所

災害の時にはすぐに持ち出せる場所に保管しましょう。もちろん、重要書類ですから、盗難には気を付ける必要があります。現金やキャッシュカード、ジュエリーや高級腕時計に近いところは避けておいた方が良いかも知れませんね。

重要書類袋には何を入れる?

★の数は、重要書類袋に入れておくべき書類の重要度です。よほどのことがないと使わないけれど、重要なものほど(再発行ができない、または再発行に手間がかかる等)★の数が多くなっています。

健康等に関する書類

★★★★★ 年金手帳

日々の生活の中で使うことはありません。どこにしまい込んだかわからなくなるより、重要書類袋に入れておきましょう。

★★★★★ 保険証券

まさに、いざという時に役立つのが「保険」です。重要書類袋は、いざという時のためのものなので、当然、保険証券は入れておきましょう。

★ 健康診断の結果

もし病気等で入院が必要になった時、役に立つかも知れません。別途保管するスペースがなければ、健康診断の結果の書類は、この袋に入れておいてもいいかも知れません。

不動産関連

不動産関連の書類は、不動産の売却や遺言の作成、相続手続きの際には必要となりますが、日々の生活で使用することはありません。入れっぱなしでいいでしょう。

★★★★★ 登記識別情報通知または登記済権利証

不動産の取引には必ず必要となる書類ですが、そうでない時に必要となることはありません。絶対に紛失しては困るものなので、重要書類袋に入れておきましょう。

★★★★★ 固定資産税納税通知書

不動産をお持ちであれば、毎年必ず送られてくるのが、固定資産税等の納税通知書。納付が終わると必要なくなりますが、処分せずに翌年まで取っておきましょう。土地や建物の評価額が記載されているものなので、遺言作成の際の資料となります。新しいものが届いたら前年のものを処分する、または、別で保管すると良いでしょう。

証明書・資料

★★★★★ 遺言書等

持ち主が亡くなった後に、この袋があれば、たくさんの手続きを漏れることなく行えるように作るのが、この重要書類袋です。遺言書や死後事務委任契約書など、お亡くなりになった後必要になる書類を作成している場合は必ず入れておいてください。エンディングノートを書いている場合には、それを入れておいてもいいですね。

★★ 契約書等

★★ 戸籍謄本・住民票

××××× 現金・キャッシュカード

002-003

コメント

タイトルとURLをコピーしました